昨今はディスクブレーキの車体が主流になりスルーアクスルという太い軸に変更されました、スルーアクスルになることにより単純に軸が太くなったのでホイール剛性が上がり、様々な恩恵を受けられています。

がしかし、リムブレーキで使われてきたクイックリリースやスキュワーと言われるものよりも重くなってしまったのも事実。

フレームセットや完成車を買うと純正で付いているものをそのまま使われている方がほとんどだと思います。

その理由として

「ネジピッチ」がメーカーにより異なるや「太さが異なる」「長さが違う」など意外と障害が多く取っつきにくいのもあるかと思います。

PINARELLOのスルーアクスルは

フロント 100㎜ M12×P1.5 120㎜

リア 142㎜ M12×P1.5 164㎜

DOGMA F/DOGMA Xは軽量なスルーアクスルがついていますが、FシリーズXシリーズは脱着の楽にするためこのような便利な機能を備えています。

故に重量が増してしますのも事実。

量ってみますとこの通りです。

前後で114グラム

標準的な重量です。

今回ご紹介するのはTOKENのTK12SL Zenithスルーアクスルです。

前後セット定価¥11.000税込み

フロント 100㎜ M12×P1.5 121.5mm 20グラム

リア 142㎜ M12×P1.5  163.5mm 28グラム

合計48グラム

なんと66グラムも軽量化できます。

この軽量化を他でやろうとするとなかなか大変かもしれません。

PINARELLOですとフロントが1.5mm長く、リアが0.5mm短いですが、付けた感じは許容範囲かと思います。

ただこのモデルは上記で説明させて頂いた規格のみの展開なのでネジピッチなど、他が適合しなくては使うことは出来ません。

お値段も¥11.000税込みと50グラム以上を軽量化させるためにはリーズナブルなお値段です。

ヒルクライムなどに出られる方の参考になれば幸いです。

山崎でした。